ART of cycling_二輪書

BD-1で保土ヶ谷宿から品川宿までポタリング

BD-1は、birdy classicという名で、現在も販売中です。

東海道五十三次を自転車で走破したい

2015年の暮れ、BMW i8に乗って東海道五十三次旧道を制覇したことがありました。
もちろん、これは雑誌の企画でのこと。
2泊3日で日本橋から京都へ。
ただ走るだけなら問題ないスケジュールです。
しかし、各宿場でi8を撮影しながらの旅なので、毎日が夜明け前から夜までという強行軍でした。

さて、それはさておき、なるべく旧道を走ることにしていたのですが、一方通行だったり、そもそもクルマで走れなかったり……した箇所も多数。
特に品川宿から戸塚宿あたりまでは、現在の国道1号線を走って旧道を走っていない箇所がかなりありました。
それをコンプリートするべく、BD-1で少し前に走ってきました。

クルマでは走れなかった東海道旧道をBD-1で駆け抜ける


まずは、自宅から保土ヶ谷宿まで。
いきなりのアップの連続で、スタート地点に立つ前にすでに汗だく。
i8を撮影した場所近くで、まずは証拠写真。
クルマだと撮影するために停める場所が限られるので、非常に難儀しましたが、自転車だと超楽ですね。


しばらく行くと、松原商店街に。
i8で走った時は歩行者天国の時間ではなかったので、場違いなi8で走破してジロジロ見られた思い出の商店街です。
BD-1を押しながら、買い物客に紛れて商店街を抜けます。

そしてi8では端折った道を辿っていきます。
横浜駅へと向かう道をオーバーパスするこの場所もそう。

ここから少し行くと、神奈川宿の案内板がありました。
残念ながらここもi8で走れなかった場所。

ついに多摩川まで到着

i8のときは、夜明け前に日本橋を出立しましたが、撮影していたら川崎宿あたりを走る頃には通勤時間帯に重なってしまいました。
そんなわけでクルマを止めることもできず、こんな場所にも気が付かずに通り過ぎていました。
やっぱりポタリングだと、いろんな沿道の情報が入ってきて楽しいもの。


ついに、BD-1で初めて多摩川までやってきました。
ご覧の通り、夕暮れが迫る時刻。
ここで引き返そうと思っていたのですが、ライトも買い換えたことなので、品川宿までいっちまおう! ということに。


品川宿に到着した時には、あたりはすっかり暗くなって……。
家人から「いつ帰るの?」メッセージが。
「これから品川から帰宅します」と返信すると、本気で呆れた様子。
当然、家族揃っての夕食に間に合うはずもありません。
調子に乗って、本当にバカだなーと自分でも反省。
帰路は来た道を戻り、途中から鶴見川に沿って上流を目指すルート。
この日の総走行距離は、78.8km。
遠出する時は午後からではなく、朝から家を出立しないとダメだと反省した、初めてのBD-1でのポタリングでした。


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