ART of cycling_二輪書

BD-1で東海道五十三次旧道を行く──三島宿

DAY 2 8:05_三島宿

昨日の午後の雨が嘘のような気持ちのいい朝。
すべてをリセットして、三島から二日目のスタートです。

……の前に、箱根峠から三島までのダウンヒルのレポートをしておきましょう。
この旅では下り坂ではなるべくペダルを漕がないことにしていたのですが、フロントを58T化していたとはいえ、ダウンヒルではあっという間に使い切ってしまいます。
土砂降りなのに、相当なスピード。

購入したヘルメットは正解でした

こんなとき、このヘルメットをチョイスしていて正解でした。

OGK KABUTOの 「AERO-R1 マットブラック-2」。

簡単に取り外しができるバイザーのおかげで、雨の中でも視界をしっかり確保。

バイザーはマグネットで取り外しでき、とても便利。雨の日には、このバイザーが大変役に立ちます。また、サングラスをかけたままでもこのバイザーが使えるのがグッド。

自転車がロードバイクなら、もっと自転車を信用してコーナーを攻めることができたのでしょうが、BD-1ではイマイチ心許ないものがあります。

この旅に際して、サスペンションをハードに交換していたので、路面の繋ぎ目などのショックが以前よりダイレクトに伝わってきます。

ついでにマウント・ブッシュ類も新品に。

もちろん、タイヤも新品に交換。

クルマと同じく、タイヤはナマモノです。溝があっても、経年劣化で性能はグンと落ちているのです。

新品に交換したので、グリップと排水も大丈夫なはず。
でも、でも……。
バラバラに分解しちゃいそうな、そんな心配は拭えません。

荷物を積載していないトレーラーの後ろをピッタリと貼りついてのダウンヒルとなりました。
もっと高いギアがあれば、コーナーで追い越せそうですが、BD-1では微妙な速度。
しかも、トレーラーが負けじと路肩の線をはみ出してコーナーのインを閉めてくるので、うっかり横に並んだらガードレールの外にはじき飛ばされそうです。

ぴったり後ろを走っていて、何度もそんなシーンが想像できるトレーラーの挙動を目の当たりにして、ふと不安が脳裏をよぎりました。
土砂降りでブレーキもあまり効かないし、追い越せないならこんな危険なクルマの後ろを走るのはヤバイな、と。

ということで、駐車場のあるところで長〜い制動距離を要してストップ。
トレーラーを先頭に一団となっていた車列を見送って、再スタートです。

その後は、安全に三島までダウンヒル。
本当は、もっと先まで行く予定でしたが、雨が一向にやむ気配がないのと、あたりが暗くなってきたことで、三島に宿泊することに急遽決定。

前日、写真右手のパチンコ店の前で、これ以上進むのを諦め、iPhoneでホテルの予約。

しかし、この早い決断(根性なし、とも言いますが)が、功を奏しました。
ずぶ濡れの衣服、スニーカー、装備を完璧に乾かすことができたのです。

しかもしっかり睡眠を取ることができたので、2日目の朝は清々しいほどにリフレッシュ。

ホテルフロントで確認したら、輪行袋にいれなくても、そのまま自転車を部屋に運ぶことができ、メンテナンスもバッチリ。
「東横イン富士三島駅」は、サイクリストに優しいホテルなのでした。

そういえば、むかしは箱根を無事に越えると、三島で「山祝い」を行うのが風習だったそうです。
そんな訳で三島の飯盛女は街道筋でも有名だったそう。
ホテルの部屋で缶ビールで「山祝い」した私にはまったく関係ない話。

そして、ホテルのある三島駅北口から三嶋大社まで戻って、2日目のスタートです。

ここが浮世絵ポイントでもありました。


日本の全国各地で桜祭りが開催される時期。ポタリングには最高の季節です。

●GoProからの1枚

自分で守ろう 自分の命──という標語がなんとも心に響くのでした。

 

注:〈  〉内は交差点名を表します。

東海道五十三次旧道を走破した日程はこちら。

BD-1で東海道五十三次旧道を行く──日本橋〜品川宿

 

BMW i8で東海道53次を走破したお話はこちら。

【BMW i8で行く東海道五十三次 旧道の旅】#00_日本橋