ART of car life_四輪書

BMW i8で行く東海道五十三次旧道の旅◎04_保土ヶ谷

day 1 10:22
“まるでステルス戦闘機”

日中は渋滞しているというイメージの強い〈浅間下〉。
特に、横浜駅方面からこの交差点で右折しようと思うと、信号をいくつか待たねばなりません。
〈浅間下〉を右折してすぐに一方通行の路地=旧東海道へと左折します。

旧東海道はこのように、幹線道路に並行していることが多いのです。

さて、少し行くと松原商店街の大きな看板が見えてきます。
昭和の雰囲気が残る商店街へとグイグイ入っていきます。
しかし、この商店街、荷下ろししているトラックなどが駐車していて、とても走りづらいのです。
静かにスルスルと静かにBMW i8は進むので、開店前の準備をしている商店街の人や行き交う人も、背後からだとすぐには気がついてくれません。
そのかわり、振り返ってBMW i8の姿を見ると、一瞬ビックリしたような表情になるのが分かります。
確かに、こんな姿のクルマが、商店街を分け入ってくるなんて誰も想像しないでしょう。
注意しなければならないのは、曜日や時間帯によって、ここは歩行者天国になるということです。

そのまま真っ直ぐ進んで、天王町駅で左折して高架をくぐると、右手に「天王寺町駅前公園」が見えます。
このあたりが、浮世絵に描かれた保土ヶ谷宿、「新町橋」があったところ。

旅は保土ヶ谷駅方面と進みますが、なんと旧東海道である県道201号線は一方通行!

仕方がないので、Uターンして松原商店街近くまで戻り、国道16号線から国道1号線(東海道)へ。

〈保土ヶ谷橋〉で大きく右折してすぐの場所が、保土ヶ谷宿本陣のあったところ。
〈保土ヶ谷一丁目本陣跡前〉の場所がそうです。
隣にタイムズがあったので、そちらにひとまずBMW i8を入庫。
隣にあるスーパーで飲み物を調達してリフレッシュ。

交通量も増えてきた国道1号線をさらにすすみます。
〈保土ヶ谷二丁目〉では、東海道旧道に向かうために右折レーンに。
東海道旧道を700mほど進むとT字路に突き当たります。
ここを左に折れて100m少し進んだところを右折します。
クルマだとうっかり見逃してしまいそうな小さな道なので要注意。

この小径に入って急な坂を登っていくと、横浜横須賀道路をオーバーパスします。
この辺りが「権太坂」です。
むかし、旅人が坂道の名前を近くにいた老人に尋ねたところ、その老人は耳が遠かったため、自分の名前を聞かれたと思い、「権太」と答えたそう。
それがそのまま坂道の由来になったという「権太坂」。

この権太坂からは、かつては海が見えたそうですが、今は昔のお話。
どこまでもマンションなどのビルが続いています。

ちなみに、前の宿場からの時間が少しかかりすぎているのは、取材機材をピックアップするために、途中で自宅に寄ったからです。

注:〈  〉内は交差点名を表します。

保土ヶ谷
Hodogaya

保土ヶ谷宿は、昔流にいえば武蔵野国の西端の宿駅。宿の東側の入口となっていたその昔の帷子橋は、長さがおよそ27mあって、歌川広重が描いたことでも知られる。また、宿の西のはずれの権太坂は当時難所で知られた急坂だった。

折りたたみミニベロ、BD-1での東海道五十三次旧道の旅もあります。