ART of cycling_二輪書

旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く──藤川宿

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BD-1は、birdy classicという名で、現在も販売中です

DAY 4 9:56_藤川宿

2018.3.25

なんだか落ち着かない東海道旧道

赤坂宿からは国道1号線を走ったり、国1と並行する側道(と云う名の旧道)を走ったりしながら、しばらく変化に乏しいルートとなります。

国道1号線を横断して、側道へと進みます。
旧道には写真左のような休憩所もあります。

〈市場町〉を越えると、左手にローソンがありますが、そのすぐ先で再び国道1号線とお別れします。

なんだか広々とした広場に出ました。

ここが、藤川宿東棒鼻。
藤川宿の浮世絵ポイント。

浮世絵と同じく柳の木があったりして、前回の赤坂宿で書いた冠木門や標柱のあった場所と同じよう、さっぱりと整備されています。地面は砂舗装がなされています。

浮世絵のプレートもありました。

こちらも同じ時期の平成5年に復元されたもののようです。

砂舗装されている旧東海道をそのまま進みますが、どう見ても人家の裏と云う感じで、落ち着きません。きっと住んでいる人はもっと落ち着かないはず。

人の家の庭先を横切っているような、なんとも居心地の悪いカンジ……。

そういえば、『東海道中膝栗毛』でも、用を足すために茶店の裏に北八が向かうのですが、その先は……。いまどき文章にするのも憚られるような内容なので以下自粛。

ちなみに「棒鼻」とは、宿場の出入り口のこと。東棒鼻というからには、京都寄りの西棒鼻も当然あります。

学校の前なので、つい見落としてしまいそうになる藤川宿の西棒鼻。

西棒鼻の跡は、岡崎市立藤川小学校の前にありました。

西棒鼻跡から500mほど進むと、藤川の松並木が見えてきました。東海道旧道らしくなってきた〜、と思っていたら、またしても国道1号線に合流。

しばし松並木の道を進みます。

徒歩の旅人に厳しく優しい現代の東海道

その後、すぐにまた国道1号線から別れ、のどかな旧道を進むのですが、一箇所、県道48号線(竜南メーンロード)と交叉するポイントに注意。信号はおろか横断歩道もないのです。路面も赤色に塗られた注意喚起カラー舗装です。

向こう側の道へ進みたいのですが、交通量が多くてとても渡れそうもありません。

クルマの流れが途切れたら渡ってしまおうなどと考えてましたが、交通が途絶えそうもありません。すぐに気持ちを切り替えて、国道1号線の〈ほたる橋南〉まで走り、信号に従って向こう側へ。

乙川を渡る際も、同様に国道1号線に戻って橋を渡る必要があります。

その後も〈大平町東〉で国道1号線をクロスして、800m弱旧道を走りますが、再び国道1号線と合流。車道の右側ですが、そのまま進みます。

それというのも東海道旧道は、岡崎ICのために分断されてしまうのです。

東海道旧道は、左の隧道へと進みます。

もちろん、心配は御無用。
東海道旧道はインターチェンジで分断されても、きちんとルートが確保されています。もちろん、往時の姿ではなく、地下を通るというルートですが……。

その新たに作り直された東海道旧道を走るために、右側通行したのでした。

手作りの標識がないと、ちょっと迷ってしまうポイントです。

隧道をくぐり抜けると、徒歩での東海道旅の方たちに向けてでしょう、親切にも手書きの案内板が立てられていました。

公園のように整備されたスポットに出ます。

その先の〈岡崎インター西〉では、松が植えら整備されたエリアに出ます。東海道をミニチュアにしたような趣向が凝らされています。

東海道の標柱。松並木=東海道のイメージ。

地元の住民が歩いて通るような場所でもないので、きっと徒歩で東海道を旅する人が休憩する場所として整備されたのでしょう。

注:〈  〉内は交差点名を表します。


●コンデジからの1枚

東海道旧道を旅していると、しばしばこのチンクエチェントのように土に帰ってしまいそうなクルマに出会います。

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