ART of cycling_二輪書

旅するBD-1、東海道五十三次を行く◎start_日本橋

BD-1で走破した、東海道五十三次の旅の記録。2018年3月23日〜28日の4泊5日をかけたポタリングの様子を宿場ごとにレポートしています。

DAY1 1:03_日本橋

2018.3.23

東海道五十三次旧道をすべて体験したいと思うこと数年。
2015年、ついに東海道五十三次旧道をBMW i8で走破。
すべての宿場で撮影をしたため、実質3日間かかった旅でした。

これで東海道五十三次は卒業、ではなくて、むしろその思いはいっそう募りました。
クルマではなくて、やっぱり自分の脚力で、風を感じて走破したい、と。

具体的な計画を立てたのが2017年9月頃。
そのためにBD-1を復活させ、着々と準備を進めて参りました。

スタートは日本橋から

そしていよいよ、午前1時の日本橋。
当初は3月21日の同時刻にスタートする予定でしたが、仕事が入ってしまったため、3月23日へ変更。
しかし、この外的要因の変更が功を奏しました。
なぜならば、3月21日、都内は雪さえ降るという真冬並みの気温。
そして箱根は積雪してしまったのです。
もし、3月21日にスタートしていたら、雪のために箱根を越えることはできなかったでしょう。
毎度のことながら、運がいい。

この旅での決まりごと

しかし、ただ走るだけでは面白味に欠けるので、今回のBD-1での東海道五十三次旧道の旅(ポタリング)は、下記の縛りを設けてみました。

1)自分の脚でペダルを漕いで走破すること。以上。

ただし、東海道旧道には、自転車を漕いで走れない山道や階段もあります。
そうした走行不能の区間は、自転車で走られるルートを選択する(もしくは自転車を担ぐ、または押して歩く)ことにしました。

BD-1を相棒にしたのにも理由があります。
長距離に向いていない折りたたみの小径車だからこそ、普通の自転車旅とは違う経験ができると思うのです。

2015年にi8を選んだのも同じ理由でした。
SUVなど荷物も搭載できて、下回りも気にしなくていいクルマだと面白味に欠けます。
登場間もないi8は、デザイン的にもインパクトがあり、そんな未来から来たようなクルマで東海道旧道を走るということは、古い町並みとのコントラストも含め、面白かったのです。
おかげで雑誌の企画としては、非常にインパクトのある企画となりました。

内情を吐露すると、自分の自転車が現在BD-1だけだったということもあります。

なにはともあれ、歩くよりは速く、ロードバイクよりは遅い自転車で、日本橋から三条大橋を目指すことになりました。

ちなみに日本国道路元標は、道路の真ん中にあります。

それでは、BD-1での東海道五十三次旧道ポタリングの旅、ゆるゆるアップしていきます。


▼旅するBD-1、つづきはこちら

▼クルマで行く東海道五十三次の旅はこちら。

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