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BMW i8で行く東海道五十三次旧道の旅◎02_川﨑

更新日:

day 1 7:03

2015.11.26

“意外とまわりから優しくされるi8”

新六郷橋を渡って多摩川を越えると、すぐに川﨑宿です。東海道旧道では、渡し舟で多摩川を渡っていました。第一京浜を通ると、旧道をオーバーパスしてしまいます。
そこで、多摩川を渡ってすぐの〈競馬場前〉交差点で右折して、旧道へと戻ることにしました。

この間に、いまはマンションが建っていますが、川﨑宿で有名だった「河崎万年屋」跡があります。小豆や栗などをお茶の煎じ汁で炊き込んだ「奈良茶飯」で有名だった旅籠です。弥次さん喜多さんもここで遅い朝食を済ませたことになっています。

東海道旧道をショートカットしたことに、いささか後ろ髪が引かれましたが、そこまで戻ることはせずにそのまま旧道へ左折。

小雨が降っていることに加えて、そろそろ朝の通勤ラッシュの時間と重なって、交通量も増えてきました。本来なら、川﨑駅辺りまでのこの旧道の区間が、川﨑宿として栄えたところ。

実は見所満載の川﨑宿

「東海道かわさき宿交流館」などもあり、徒歩での旅ならば立ち寄ってみるのもいいでしょう。BMW i8をこの前に停めて記念撮影と思っていましたが、朝の配達や通勤のクルマが多くて、停車することは断念。

この通りは、東海道旧道であることを後世に残すために整備されている部類に入ります。「東海道かわさき宿交流館」もそうですが、地元の信用金庫のシャッターにも、東海道五十三次の浮世絵が描かれているほどです。ようやくBMW i8を道路脇に停めることができたのは、八丁綴駅を臨む場所にある、松尾芭蕉の句碑が残された場所でした。

「麦の穂をたよりにつかむ別れかな」

元禄七年に、郷里である伊賀に帰るときの芭蕉が詠んだ句。
芭蕉はこの年の十月に大阪でなくなったため、関東で詠んだ最後の句として知られています。

撮影するためにBMW i8を一時停止しても、後方からのクルマにクラクションを鳴らされたりすることはありません。場所柄、覚悟はしていたのですが、意外とBMW i8には周囲のクルマは優しいのです。
未来からやってきた異様な出で立ちだから?
この辺りの分析は、追々していくことにしましょう。

それにしても、東海道旧道は一方通行や時間帯よっては進入禁止などの区間が増えてきました。横浜あたりまで第一京浜をなぞっていってもいいかなと思い始めてしまいました。

川崎
Kawasaki
川崎宿は、品川宿と神奈川宿の距離があったため徳川家光の時代に追加された宿駅。川崎大師への分岐点でもあり、天保期で72軒の旅籠があった。その内の一軒、万年屋の奈良茶飯は、東海道中膝栗毛にも登場する当時の名物。

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