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BMW i8で行く東海道五十三次の旅◎10_箱根

BMW i8で走破した、東海道五十三次の旅の記録。2015年11月26日〜29日の3泊4日をかけたドライブの様子を宿場ごとにレポートしています。

day 1 16:10

2015.11.26

効く、モーターアシスト

小田原から国道1号線を箱根湯本駅方面へ。
〈三枚橋〉で左折、早川を渡るルートが東海道旧道です。

箱根湯本のホテルや旅館が並ぶ旧道は、道幅も狭く、温泉街は、車両とのすれ違いもかなり厳しいところもあります。

東海道旧道には、日帰り温泉もあります。

それが〈須雲川インター〉を過ぎると峠道らしくなってきます。

……が、油断は大敵。

センターラインにはキャッツアイやポールがあるので、迂闊にラインを割ってしまうようなことはできません。

寄せ木細工の工場が集まったポイントを抜けると、ついに難所である七曲がりです。
難所と行っても人力の場合であって、クルマだとひたすら急カーブの坂道を登っていくだけです。

BMW i8は、システム全体でも362ps。
500psオーバーのスーパーカーに慣れた人にとっては、物足りないかもしれません。

七曲りの急坂もまったくパワー不足を感じずにグイグイ登っちゃいます。

しかし、七曲がりの急坂をキャッツアイに用心しながら中低速域で登っている限り、パワー不足であることはほぼ感じられません。

フロントに搭載されたモーターが前輪を駆動するのですが、そのモーターは131psの最高出力と25.5kgmの最大トルク。

モーターの特性上、0-3700rpmでその最大トルクを発生します。

リアミドに搭載されたエンジンの回転数を気にせず、アクセルペダルに即座に呼応してグイグイと急坂を登っていく感覚は、大パワーのスーパーカーとはまったく異次元のものです。

これはこれで気持ちイイ。

一瞬のタメもなくアクセルペダルを踏み込んだと同時にクルマが前へと走り出す感覚は、デジタル世代の人にとっては受け入れやすいかもしれません。
このBMW i8の特性には、フロントのモーター以外に寄与しているものがあるのですが、その紹介はまたこれからの旅路で。

センターラインを割らないようにゆっくりと。

箱根新道をくぐったり越えたりしながらコーナーを抜けていくと、見晴らし茶屋が見えてきます。
そのあと、猿滑坂を駆け上がって甘酒茶屋が見えてきたら、上り坂のピークもあと少し。

箱根神社で旅の無事を祈願

箱根も海外旅行者が増えてきましたね。

芦ノ湖の湖畔に出たら、東海道旧道のルートの反対に400mほど走って、箱根神社の第三鳥居で記念撮影。

その後、箱根の関所の入口にBMW i8を停めて、トイレ休憩。

関所を越えた風で撮影。

東海道中膝栗毛では、この関所を越えたあたりで、弥次郎兵衛と北八は大名のお女中衆の一行とすれ違います。
その際に北八は、自分を粋に見せるために白い手ぬぐいを被るのですが、実は手ぬぐいと持っていたのは越中ふんどし。

女中たちは北八の姿を見てクスクス笑うのですが、北八はそれとはつゆ知らず、自分のことを色男だと思って女中達が見ていると自惚れるというシーンがあります。

紅葉の時期に訪れるたため、紅葉が白いボディに映えました。

ボディカラーがホワイトという、決して目立つ色ではないBMW i8ですが、観光客が大勢歩いている箱根神社〜箱根関所あたりを走らせていると、沿道の人の視線が刺さるように感じられます。
これは自惚れでもなんでもなく、紛れもない事実。
しかし、見られているのはクルマであって、ドライバーである私ではないんですけどね。

注:〈  〉内は交差点名を表します。

箱根
Hakone

箱根宿は、東海道中で最大の難所であった箱根越えを配慮し、箱根の関所と箱根峠の間の芦ノ湖の原野に新設された宿駅である。東海道中でもっとも高い場所に設けられていたが、本陣の数としては街道最多の6軒があったとされる。

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