gourmet_おふとりさま
山本屋本店_ちょっと足りないがちょうどいい
うどんにもいろいろありまして
名古屋に来たからには、食べておきたいものってありますよね。
小倉トーストとか、天むすとか……。
いえいえ、人類は麺類ですから、ここはうどんでも。
うどんといえば、西日本の透き通っただし汁がマストなのですが、名古屋では味噌なんですね。
しかも煮込み。
正直に言って、味噌煮込うどんは学生などの若者にとっては費用対効果がイマイチです。
讃岐うどんならいったい、どんなトッピングしたらこのお値段になるんだろう? というくらいに。
まわりを見渡すと、確かに体育会系の若者はいません。
お昼時のランチの時間ですが、ご年配&中年の方ばかり。
かくいう私もその中年オヤジのひとりなのです。
(少しは大人になったということでしょうか……)
しかし、名古屋に来たからには、機会あれば食べてしまうのもまた味噌煮込うどんなのです。
それでは、おふとりさま。
ごはん、漬け物付きの味噌煮込うどん 1000円。
写真映えを考慮してのトッピングのにら 100円。
麺は超固め。
濃い〜味噌のスープは、ごはんがすすみます。
俺様、白味噌派(もしくは合わせ派)なんだけどな、なーんてことはすっかり忘れて、おふとりさま。
麺大盛り、ごはんおかわりなどせず、シンプルにちょっとだけ物足りないくらいでちょうどいい感じです。
いつか、もう少し大人になったら、スタミナもつ入り味噌煮込うどん1850円(税抜き)にチャレンジしたいものです。
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ニシヤマヨシヒコ
大学卒業後、ドキュメンタリー映像の助監督を経て出版業界へ。某建築雑誌の版元で編集技術をマスターし、クルマ系雑誌編集部のある版元へ移籍。その後、版元を渡り歩きながら興味の赴くままにカメラ雑誌、ガレージ雑誌、グラビア誌のほかにBMWやランボルギーニの専門誌などを立ち上げ、2017年までスーパーカー専門誌の編集長を務める。2019年からはWEBマガジンの新規立ちあげならびにリニューアルに編集長として携わり、現在フリーで活動中。日本旅行作家協会会員。
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