BMW CLASSICつくりました!
「BMW CLASSIC」というネオクラシックなBMWの本をつくりました。
発売は2019年1月30日。
旧くはノイエクラッセぐらいから、新しいのだとE36ぐらいまでのBMWがメインとなる本です。
この中で、2004年に私の手元に届いたE30M3の、全整備記録をまとめようと思ったのです。
しかしページの都合上、どうでもいいようなネタは割愛せざるを得ませんでした。
なるべく、現E30M3オーナー、もしくはいつかオーナーになる人に役に立つトラブルシューティングに絞ったためです。
ほかの企画との兼ね合いもあるので、私のM3の整備日誌にばかり誌面を割くわけにはいきません。
しかし、どうでもいいような整備ネタこそ、オーナーは知りたいものだったりします。
そこで、こちらのブログで、E30M3を入手してからのことを、つらつらとアップするのもいいかもしれないと思いついたのです。
雑誌だと誌面の都合上、文字数が決まってしまいます。
伝えたいことの半分も書けないこともあるのです。
しかし、ブログなら紙幅を気にすることはありません。
本音と建前でいえば、本音の部分を書くことが出来ます。
ということで、第1回目は、E30 M3に出会うところからスタートです。
ラックスシルバーに一目惚れ
2004年8月、取材で訪れた大阪のショップ、ABS恵比寿さんの店頭に並んでいたのでした。
プライスタグは、155万円。
しかし、これは整備込みでの価格。
現状渡し&このE30M3でユーロカップに参戦して、雑誌でレポートするという条件で、ジャスト100万円で譲って頂く事けることになりました。
(ちなみにこの当時はBMW mag.という専門誌の編集長でした)
オドメーターは11万920km。
ダッシュボードには割れがなく、年式なりのヤレ感はありますが、それほど酷い状態ではありません。
ただし、運転席シートのサイドサポートは擦り切れていましたが……。
このクルマに決めたのは、ボディ色がラックスシルバーであったこと、
シフトがレーシングパターンであったこと、の2点でした。
スポエボがとてもお高くなっている昨今。
しかしスポエボにはボディカラーが黒と赤しかないので、正直に言って欲しいとはあまり感じないのです。
自分のクルマはシルバー系の色と、大学生の頃にユーノス・ロードスターを購入したときから決めているのです。
E30M3のラックスシルバーは不人気色なのか、店頭でも売れ残っている感が漂ってました。
こうして雑誌を盛り上げるためのレポート車輌として、わが家にE30M3が増車されることになりました。
そういえばこの時、エンジンのヘッドカバーの結晶塗装は意外と綺麗に残っていましたね。
ちなみに、この当時メモがわりに使っていたカメラはCONTAX TVSデジタルでした。
画像を見ていて、懐かしい雰囲気に浸ってしまいました。