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スノーピーク・ヴォレ30ブラックで、都会の人ごみを踏破する

通勤用のリュックが欲しい

これまで通勤にはトートバッグを使っていたのですが、電車で文庫を読み耽る際に便利なように、リュックにすることにしました。

しかし、ビジネスリュックはいただけません。
使い方によって、天地が変わってしまう3WAY タイプはNG。

そこで意識してリュックを探していたのですが、なんかしっくり来るものに出会えずにいました。そんなとき、たまたま入ったスノーピークで一目惚れ。

スノーピーク・ヴォレ30ブラック

文句ない収納力

クライミング、沢登専用のバックパック……なのですが、意外と私が普段持ち運びしているものを入れるのに便利のようです

まずはMacBook。ちょうどよい幅です。

次にシステム手帳(各種ノート類)。こちらもジャストなサイズ。

お財布と文庫本もご覧の通り、横幅がぴったり。これなら電車に乗り込んだ際に、抱っこスタイルで抱えた状態で文庫本の出し入れがしやすそうです。

都会を山にみたてて

もともとクライミングむけだからでしょう、体へのフィット感もバッチリ。これまでのトートバッグでは、荷物が重すぎ歩くのが大変だったのですが、このリュックにしてから電車の乗り換えなどで多少歩いても全然疲れなくなりました。私のバッグは重たいということでスタッフの間では有名なのです。その重さかるく10kg以上。そんなトートバッグを左肩にかけて歩いていれば、姿勢も悪くなろうものです。リュックにしてから、持病の腰痛が治りました。そして、都内の人ごみのなかを、まるで山行でもしているかのように、意欲的に歩き回ることができるようになりました。

ただ問題は、メインの荷室です。筆記具、ICレコーダー、メガネ、ハードディスク……などを入れているのですが、リュックの底が深すぎて、すぐに欲しいものが手に届きません。そうそう、だからいつもトートバッグだったのでした(クルマ通勤だったし)。

というわけで、トートバッグの利点とリュックの利点を併せ持つバッグを現在物色中。もし、理想のリュックに出会えた時は、ヴォレは、デザインも気に入っているので、ポタリング用にでもしようかと……。ああ、こうして物欲魂は永遠に続く輪廻となるのです。

本当は本格的な登山にも使える逸品です
  • この記事を書いた人

ニシヤマヨシヒコ

大学卒業後、ドキュメンタリー映像の助監督を経て出版業界へ。某建築雑誌の版元で編集技術をマスターし、クルマ系雑誌編集部のある版元へ移籍。その後、版元を渡り歩きながら興味の赴くままにカメラ雑誌、ガレージ雑誌、グラビア誌のほかにBMWやランボルギーニの専門誌などを立ち上げ、2017年までスーパーカー専門誌の編集長を務める。2019年からはWEBマガジンの新規立ちあげならびにリニューアルに編集長として携わり、現在フリーで活動中。日本旅行作家協会会員。

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