BD-1で走破した、東海道五十三次の旅の記録。2018年3月23日〜28日の4泊5日をかけたポタリングの様子を宿場ごとにレポートしています。
DAY 3 16:16_新居宿
2018.3.25
舞坂宿から先は、本来なら海路となる新居宿までの東海道旧道。
もちろん、現在は陸路です。
弁天橋を渡って国道301号線を西へ向かいます。
その国道301号線を進むと、そのまま新居関所に出るのですが、浮世絵ポイントの「渡舟図」の場所へと迂回します。
浮世絵と同じく現在も舟が浮かぶ姿を見ることができます。
浜名橋へともどり、国道301号線へ。
この橋には、東海道らしく浮世絵をプリントした石碑などが並べられています。
浜名橋というより浜名小橋のような
浜名橋といえば、更級日記や枕草子、十六夜日記などにも登場する橋。宇治橋、瀬田橋、山崎橋と並び、四大橋と言われるほどの橋……なのですが、どうやらこの浜名橋とは違うところにかかっていたようです。
残念ながら浜名橋跡は、ここではありませんでした。
さて、せっかくなので、関所の門をくぐって新居宿へ。
新居宿の関所は、1855年に作られ、当時の建物が現存している珍しい関所とのこと。しかし、見学するだけの時間は残されていません。
関所を越えて、国道301号線を西へ向かうと、T字路になっているので、そこを左折します。このつきあたりが本陣跡です。
関所で撮影などしていたら、すでに16時を過ぎておりました。日の入りは18時頃。
撮影しながらのポタリングなので、平均するとスピードはせいぜい10km/hくらいでしょうか。ということは、あと20kmほどしか進めないことになります(暗いなか、先へ進もうという気力はもうありませんでした)。
新居宿から3つ先の吉田宿(豊橋)まで行けば、ビジネスホテルは間違いなくあります。その先の御油宿まで行ってしまうと、昨日の二の舞になりそうな予感大。
ここは吉田宿で本日の旅程を終えたほうがよさそうです。
吉田宿までは19kmほど。オレンジ色に染まる路は、先へと急かすような、なんともいえない哀愁に満ちていました。
旧東海道は県道417号線から〈橋本西〉で浜名旧街道へと入り、潮見坂下を目指します。
注:〈 〉内は交差点名を表します。
GoProからの1枚
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