ART of car life_E30 M3 diary

旅するエムスリー、中山道六十九次ドライヴ◎02_蕨

E30M3で走破した、中山道六十九次の旅の記録。2018年12月11日〜15日の4泊5日をかけたドライブの様子を宿場ごとにレポートしています。

DAY 1 3:26_蕨

2018.12.11

戸田橋を渡る

国道17号をひたすら北上。片側2車線の幹線道路なので、非常に走りやすい。ただ、真っ暗なので、景色を楽しむというのには程遠いが、ただの市街路なので、むしろ暗闇のほうがドライブに集中できる。そうこうしているうちに〈志村坂下〉を通過。

志村橋を渡ると、すぐに〈舟渡〉の信号機が見えてくるので、その先を側道へ。旧中山道は、そのまま戸田橋で荒川を渡るのだけれども、浮世絵ポイントの「戸田川渡場」の近くで撮影するために、側道から荒川土手の「中山道戸田の渡しの碑」に向かったわけだ。

ただし、残念ながら真っ暗闇のため「中山道戸田の渡しの碑」よくわからず、埼京線をはじめ、上越新幹線、東北新幹線、山形新幹線の高架をバックに撮影。

中山道戸田橋の渡しの碑付近は、該当がなければ真っ暗やみ

かつては、橋などなく、船で渡っていた。東海道ならば、多摩川にあたる最初の川を渡るポイントである。

その後は、国道17号線を都内方面の左折しかできないために、一旦〈舟渡〉まで戻り、Uターンして戸田橋を渡った。

宿場町らしさを保存した町

戸田橋を渡って2kmほど進むと、緩やかな左カーブに差し掛かる。そこで、旧中山道は右手の「中山道本町通り」へ。ガソリンスタンドの横の中山道本町通り入り口には、冠木門(のようなもの)が建っており、旧中山道の旅情をわずかに醸し出している。

ガソリンスタンドが見えてきたら、右手に進む

路面も砂舗装となり、歩道は石畳。まちなみの景観が整えられた通りだ。左手に「蕨市立歴史民俗資料館」があり、そのあたりが蕨宿の本陣があったあたりとなる。

そのまま1kmほど進むと、「中山道ふれあい広場」がある。しんと静まり返った時間なので、エンジンをすぐに停止して。ここで、蕨宿らしい建物をバックに撮影。

E30 M3の運転に集中しはじめると、こうして撮影ポイントが訪れるので、運転を一時中断しなければならないのが、ちょっと面倒に感じ始める。旧中山道の旅は始まったばかりなのに、先が思いやられる。

※注:〈  〉内は、交差点名をさします。

◎E30 M3の車窓から

蕨宿本陣あたりは、街路灯や舗装などで、旧中山道であることを主張する

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