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BRIEFINGのジムパックを、取材用&通勤用として使い倒す

理想の仕事用リュックか!?

BRIEFINGに、ジムパックと同じデザインを踏襲していますが、素材が異なるタイプのものがありました。素材はリップストップナイロンというらしい。カタログによると、「140デニール×240デニールフルダルコーデュラナイロン」ということなのですが、1050デニールの「バリスティックナイロン」に比べると、心もとない数字です。耐久性とかちょっと気になりますが、そのトレードオフとして軽量になります。

お値段もお安くなっております。

デザインも、バリスティックナイロンのジムパックに似てはいますが、細かなところが異なっています。ジムワイヤーはその名の通り、ジムに通ったりスポーツをする際にシューズを入れるポケットがあったりするので便利な仕様になっています。ゆえに、ビジネスで使うには、どうしても使い勝手の悪いポケットがあったことは確か。

ビジネス・通学をメインにデザインされたジムパック

しかし、こちらはジムに通うことよりも、ビジネスシーンで使用することを前提にデザインされているようです。

その証拠に、ノートパソコンを入れておくためのポケットがあります。衝撃を吸収するような作りにきちんとなっています。

内ポケットも数が多いので、名刺入れやノート、ICレコーダーなどを入れておくのに便利だし、サッと取り出せます。

なにより蓋が付いているのが素晴らしい。ふだんは蓋をファスナーで閉じることなく、内側に折って内ポケットとして使用。荷物が多くなったらファスナーで蓋を閉じればかなりの量を収納できます。ということで、容量は、21ℓ〜30ℓとなっています。

サイドのポケットにはファスナーがついておらず、さらにポケット自体が深い仕様になっています。この両サイドのポケットも非常に便利で、梅雨の時期など折り畳み傘を入れておくという使い方もできます。

自分の場合は、このサイドポケットに文庫本を忍ばせておき、取り出しやすいので電車内で本を読む際に非常に重宝しております。

補足しておくと、背負ったときに背中と接する部分は、メッシュ素材が使われていて、蒸れを幾分か和らげてくれます。

長時間背負っていても、意外と楽なつくりとなっています。

もはや電車通勤者のビジネスリュックとして文句なし! かと思いきや、バリスティックナイロンのジムパックに比べると、容量が若干足りないのです。

ただしこの点は、私の荷物が多すぎるという問題もあり、ウルトラスーパーライトな取材&ビジネスツールを選択し、荷物を減らす方向で調整中。

蓋を閉じれば、30ℓほどの容量となるので、普段から荷物が多すぎという話もあります。

とはいは、できればこのデザインでもうちょっと大きくて、しかもバリスティックナイロンだったら……とも思ってしまうのです。物欲は際限ないものです。

  • この記事を書いた人

ニシヤマヨシヒコ

大学卒業後、ドキュメンタリー映像の助監督を経て出版業界へ。某建築雑誌の版元で編集技術をマスターし、クルマ系雑誌編集部のある版元へ移籍。その後、版元を渡り歩きながら興味の赴くままにカメラ雑誌、ガレージ雑誌、グラビア誌のほかにBMWやランボルギーニの専門誌などを立ち上げ、2017年までスーパーカー専門誌の編集長を務める。2019年からはWEBマガジンの新規立ちあげならびにリニューアルに編集長として携わり、現在フリーで活動中。日本旅行作家協会会員。

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