結局、使い慣れたものに戻ってしまう
5年以上、仕事で使用していたバッグというものは、やはり使い勝手が馴染んでしまっていてなかなか手放すことができないもの。
ただし、クルマでの移動に合わせて使っていたものなので、使い慣れているのはBRIEFINGのジムワイヤー。大容量のトートバッグ型です。
しかし、いまは電車通勤なので、リュックタイプがうれしい。そこで前回購入したのが「スノーピーク・ヴァレ30ブラック」。登山にも使える仕様(たぶん)なので、それなりにタフかと思っていましたが、リュック内部の縫製がほつれてしまい、あえなく退役。荷物の多いときのポタリングに使うことにしました。
で、以前から使っていたジムワイヤーのリュックタイプ「ジムパック」を購入。仕事で使うには、やっぱりトートバッグのように口が開いていて、ガシガシと物を出し入れできるタイプが便利です。登山じゃないので、いちいちファスナーで開くのは面倒くさい。カメラやペンをサッと出したいときに、スマートではないのです。
ジムワイヤーと同じデザインであることが◯
ジムワイヤーは、長年使ってますが、バッグ内のポケットとかの縫製がほつれるなんてこと、一度もありませんでした。耐久性は信用できそうです。
MacBook Airやカメラなど、たっぷりと収まるジムパックは、かなり重宝。ジムワイヤーのほかに似たデザインの「イージーワイヤー」も使ってましたが、基本デザインが同じなので使用感が一緒。なかなかの優れものです。
ただし、リュックの口が、巾着タイプである点がトート型のジムワイヤーとは異なる点です。
トート型のジムワイヤーは、ここが蓋のようになっています。この蓋はファスナーで閉じるのですが、普段はファスナーで閉じず、開けたままでバッグの内側に折っておけば、その蓋の小物入れが内ポケットのように使えるというメリットがあるのです。
海外出張の時など、トランジットの際に空港で購入するお土産などでバッグの中が満載になる場合は、蓋をファスナーで閉じれば、バッグが立方体になって相当荷物が入るのでした。ジムワイヤーを気に入っていた理由のひとつがこれ。
この魅力的な機能が、このリュックには備わっていないのです。帯に短し襷に長し、とはまさにこのこと。特に不満はないけれど、やっぱり完璧ではないということは拭えず。
もう1点、リュックのサイドにはそれぞれポケットがひとつずつ備わっているのですが、ファスナー付きのポケットです。財布や文庫本を入れておくのに便利ですが、毎回ファスナーを開くのも面倒だなぁ、という問題もありました
というわけで、最良の仕事用リュック探しは続くのでした。
▼現在、使っていたジムパックは廃盤になっていて、下記のタイプがラインナップされています。そしていま、自分も下記のリュックを使っています。