gourmet_おふとりさま

ペヤングやきそば 激辛MAX END_激辛に終焉はない

美味しい<辛い 微妙なバランス

麺にソースをかけると、鼻腔に届く香りはハラペーニョそのもの。香りだけは前回の獄激辛より辛そうです。その意味において、獄激辛はマジでヤバいやつだったのです。

今回もソースをすべて絞り出し、しっかりと麺に絡めてひとくち。

確かに辛いのですが、辛さとソースの旨味はかろうじて一体感を保っています。辛さのなかにソースを味わえるだけの余白が残されています。

パッケージは、自分的には一番ヤバいおどろおどろしいデザインなのですが、明らかにインスタントのソースやきそばの体を保っています。罰ゲームなどではありません。

前回の獄激辛は、残せるものなら残してしまいたいくらいでしたが、今回の激辛MAX ENDはぜんぜん平気な範疇です。

水など一切なしでおふとりさま完了。

食べ終わってからも一切飲み物を口にしなかったのですが、口中のヒリヒリした刺激は、意外とすぐに収まり、その代わり唇のヒリヒリの刺激が後々まで尾を引いていました。

美味しいかと問われるならば、再度食べたいと思うほどではありません。とくに美味しいというほどはなく、かといって辛いものを食べたいときに恋しくなるような味でもありません。そもそも、インスタントのカップやきそばを恋しくなったこと、これまで一度もありません。激辛がどんなものか試してみたいという、それだけの動機でおふとりさましたに過ぎないのです。

ということで、翌日のあれも、とくに普段と変わりませんでした。

激辛MAX END、それほど辛くないような風に書いちゃいましたが、あくまでも獄激辛と比べてのことですので、辛いものが苦手な人にとっては、充分に辛いやきそばのようですのでご注意下さい。

このご時世、一応、味覚障害ではないことだけは断っておきます。

▼最強の激辛やきそばはこちら

▼激辛初級編はこちら

▼刺客現る! ターバンの男

  • この記事を書いた人

ニシヤマヨシヒコ

大学卒業後、ドキュメンタリー映像の助監督を経て出版業界へ。某建築雑誌の版元で編集技術をマスターし、クルマ系雑誌編集部のある版元へ移籍。その後、版元を渡り歩きながら興味の赴くままにカメラ雑誌、ガレージ雑誌、グラビア誌のほかにBMWやランボルギーニの専門誌などを立ち上げ、2017年までスーパーカー専門誌の編集長を務める。2019年からはWEBマガジンの新規立ちあげならびにリニューアルに編集長として携わり、現在フリーで活動中。日本旅行作家協会会員。

-gourmet_おふとりさま
-, , ,