ART of product_モノ録

毎朝のコーヒータイムをネスプレッソ エアロチーノ3で彩る

コストコの実演販売で一目惚れ(ただし妻)

エアロチーノ3がわが家にやってきて、2年以上になるでしょうか。購入したのは私ではなく妻です。

コストコに友人と買い物に行った際、恒例の試食&試飲の際に見つけてきたらしいのです。ただし、その試飲コーナーでは、エアロチーノ3のデモンストレーションではなく、ネスプレッソのデモンストレーションでした。

海外のホテルに宿泊したとき、ネスプレッソの専用カプセルコーヒーと専用エスプレッソマシン「エッセンサ ミニ」がよく部屋に置かれていたのですが、コーヒーを飲んでリフレッシュして仕事したいときに、本当に便利でした。どうやら、こっち方を売り込みたかったらしいのです。

しかし、妻は試飲用に抽出されたエスプレッソにフワフワクリーミーなミルクを注ぐ方の機械に心を奪われたようです。コストコでは売っておらず、その販売員に商品名を尋ね、ネット世界のどこかからかゲットしたのでした(わたし個人としては、エッセンサ ミニに魅了されて買ってきてくれたらよかったのに〜と思わずにはいられなかったのですが……)。

さて、当初いろんな銘柄の牛乳を買ってきては、泡立ち方を研究していた妻。コストコで感動したミルクフォームの再現を試みていたようでしたが、納得のいくミルクフォームを作れるようになって満足したのか(早い話が飽き性なのか)、エアロチーノ3はいつしか使われなくなっていたのでした。

泡のかたさを調整するには

2020年、コロナ禍に見舞われてからというもの、エアロチーノ3を毎朝使うようになったのは私でした。テレワークメインとなったので、朝食の際のコーヒーに、いつもと違う変化を加えるつもりが、ずっぽりとはまってしまったのです。

なんでも自分でやってみないと納得できない性質なので、毎週生協から届く牛乳の他にも、幾つか試してみたりもしました。牛乳の分量も変えてみたりもしました

そこで到達したのは、

1)いつもの生協から届く牛乳を使う
2)規定量ギリギリの牛乳を注ぐ(130ml)
3)泡立てが完了したら、すぐにカップにミルクフォームを注ぐ

という、3点。

1)は、牛乳なら何でもよし、です。毎週生協から届くので、使っているだけです。

2)の規定量を守ることは非常に大切です。以前、牛乳瓶にほんの微量の牛乳が残ってしまうのがイヤで、規定量よりもちょっとだけ多く入れたら、牛乳が外に溢れてしまいました。ということで、規定量はきちんと守りましょう。

3)が実は大切なのです。泡立てが完了した直後は、ミルクフォームはやわらかく、エアロチーノ3から直接コップに注ぐだけで大丈夫なのですが、しばらく時間が経つと、泡が「たつ」と言いましょうか、固くなってしまって、すべての泡をエアロチーノ3から注ぐことができません。スプーンで掻き出す作業が増えてしまいます。

これがまた面倒クサイのです。ミルクの泡で芸術的な立体造形を作ろうなどとは思っていないので、泡立て終了後にすぐにコップへ注ぐようにしています。ということで、ここは目的に応じて泡のかたさを調整するとよいでしょう。

テレワークになって朝の時間にゆとりができたため、毎朝のインスタントコーヒーも、ひと手間かけることで違った楽しみ方ができるようになりました。ミルクフォームの注ぎ方によってはグラデーションになったりするので、目で見ても楽しめます。

そこで、こんどは本格的なエスプレッソマシンを購入してみようかな、などと物欲は掻きたてられるのでした。

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