
ガツンと一発カウンターを喰らう辛さ
お湯を入れて、待つこと3分。湯切りするまでの儀式はこれまでと一緒です。
小袋に入ったソースをかけるところからが、未知なる激辛カレー。カレー味のソースをかけ、麺に絡めてみたのですが、まったく辛さが伝わってきません。これまで激辛は、匂いからすでに刺激臭であり、辛さが食べる前から想像できたのです。

色はカレーを連想させるというより、普通のソース焼きそばを心持ちソフトな色にした感じ。「赤色」=「辛い」という概念が出来上がっているためか、見た目にもまったく辛さが伝わってきません。
しかし、ひとくち食べた瞬間から味覚がクラッシュされてしまいました。もう、ナニを食べても辛い、痛いの激辛地獄です。
でも、そのあとはそのまま口中辛さ濃度は一定。
つまり、最初の一発からガツンとくるわかりやすい辛さなのです。クルマのブレーキパッドでいうところの、軽いタッチでも初期制動がいい、しかし奥で効かない、的な。
ブレーキパッドも本当によいものは、最初のタッチは優しく、踏んでいくほどにギューっと効くもの。辛さも同じで、ひとくちめにその料理の味わい(旨味やコク)が感じられて、「おいしー! 辛さもちょうどいいじゃーん!」ってやつが、実は達人級の辛さで、食べていくうちに口中辛さ濃度は等比数列的に上昇していくのです。
というわけで、汗もかかずにおふとりさま。しかし、口中辛さ指数はまったく下がる気配もなく、しばらく続きます。その意味で、前3部作と比べると2番目の辛さに認定。しかし、食べ終わった後にふと、どこがカレー味だったんだろう? と疑問に思ったのでした。
ともかく、見た目で油断していたけれど、侮れないターバンの男を克服してやりました。
そして、激辛やきそばおふとりさまシリーズは、これにて本当に完結と思っていた矢先、山登りに行くときに早朝立ち寄ったセブンイレブンで新たな激辛やきそばに遭遇してしまったのでした。

・製品名:ペヤング 獄激辛カレーやきそば
・価格:205円(税別)
・入手価格:205円(税別)
・メーカー:まるか食品株式会社
・おあずけ時間:3分
・カロリー:528kcal
・1食あたりの重量:117g
・湯量:480ml
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