gourmet_おふとりさま

山頭火_器のちいさいやつ

カリカリ梅がポイント

おいしいラーメン屋は、ひとつの味だけで勝負している……。
というのは、むかし、入ったことのないラーメン店の良し悪しを判断するときの指針でした。
しかし、醤油、味噌、塩、豚骨……、いろんな味のラーメンを出すお店でも、当然オイシイお店もあります。

そこで、そんなお店に初めて入ったとき最初に試すラーメンは、「塩」と決めておりました。
一番人気のなさそうな塩ラーメンが、実は好きだったりします。
インスタントのサッポロ一番系でも、そう。

塩ラーメンで有名な山頭火。
もちろん、いつもオーダーするのは塩。
なのですが、塩ラーメンを食べたくてというよりは、
ちょっとサッパリめの豚骨を食べたいときにおふとりさまするラーメンです。

ではでは、おふとりさま。

しおらーめん、870円。
トッピングはいたしません。

小梅の梅干しは、長浜ラーメンの紅ショウガに相当するものでしょうか。

そういえば、お品書きでは「しお」らーめん。
「潮」らーめん? だとしたら、ちょうどよいころあいのラーメンということですね。

どんぶりが小さいと満腹を感じないという、ある意味罪つくりなおふとりさま。

▼1日限定30食の塩おふとりさまをご自宅で。
琴平荘(こんぴらそう) 中華そば 塩

  • この記事を書いた人

ニシヤマヨシヒコ

大学卒業後、ドキュメンタリー映像の助監督を経て出版業界へ。某建築雑誌の版元で編集技術をマスターし、クルマ系雑誌編集部のある版元へ移籍。その後、版元を渡り歩きながら興味の赴くままにカメラ雑誌、ガレージ雑誌、グラビア誌のほかにBMWやランボルギーニの専門誌などを立ち上げ、2017年までスーパーカー専門誌の編集長を務める。2019年からはWEBマガジンの新規立ちあげならびにリニューアルに編集長として携わり、現在フリーで活動中。日本旅行作家協会会員。

-gourmet_おふとりさま
-,