ART of cycling_二輪書

旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く──島田宿

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BD-1は、birdy classicという名で、現在も販売中です。

DAY 3 6:01_島田宿

2018.3.25

アルコール(プレミアムモルツ小瓶×2本)によって、強制睡眠したはずですが、やっぱり眠りは浅かったようです。
自宅ソファで迂闊にも寝てしまった時のような体の節々の痛みで、早々に目が覚めてしまいました。
遅れを取り戻すために、3日目はかなり距離を稼がないといけなくなり、日の出前からの出立。

昭和な雰囲気を残す商店街。

早朝は頭が寒い!

桜が開花する季節とはいえ、日の出前の時間に自転車で走るのは相当に寒い。
保土ヶ谷宿の時にも書きましたが、通気性に優れたヘルメットのため、寒さのためにこめかみが痛くなり、思考が鈍くなってしまうのです。これは咄嗟の判断に影響するので、非常に問題です。こんなとき、ジャケットのフードを被り、その上からヘルメットを被ると寒さを防ぐことができます。見た目には、恰好悪いのですが、それよりも安全が重要。頭寒足熱は、この時ばかりは通用しません。

フードの上からヘルメットを被って、完全防寒の出で立ちは、どう見ても怪しい。

気温が低い時のポタリングでは、腕と手の甲も体温が下がってしまうことにも気がつきました。速乾性のTシャツにフリース、それにゴアテックスのジャケットというトレッキングの時には体温調整がしやすい服装ですが、ポタリングには冷え対策が必要でした。この旅を終えて、早々にアームウォーマーを買ったのはいうまでもありません。こうして実地で経験して、装備が洗練されていくのです。

写真を撮るために、ちょっとだけお花見。
まだ目覚め前の島田宿。撮影するならこの時間がベスト。

さて、少々寒いとはいえ、早朝に自転車で走るのはとても気持ちがいい。車の通りも少なく、あっという間に人気のない島田宿に到着。桜も見ごろを迎えていて、しばし撮影タイム。早々に撮影を終えて大井川の土手を登ると、ちょうど景色が朝陽でオレンジ色に染まる頃でした。そしてここが島田宿の浮世絵ポイント。当然ながらいまは川越人足はないので、土手沿いに上流へ遡って対岸への橋を目指します。

箱根と並ぶ難所だった大井川。

その名も大井川橋。
大正13年に着工して、昭和3年に完成した大井川橋。
鋼製のトラス橋は、建築当時の姿を今に伝えており、土木学会選奨土木遺産として認定されてます。

平成15年以降に設置されたパネルだが、それなりに経年劣化していて、橋の雰囲気にマッチしている。
自転車用の橋が設けられていて、ここはひと安心。

東海道の難所、それが大井川

「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」というように、東海道で箱根と並ぶ難所として知られた大井川。
一昨日、やっとの思いで箱根越えしましたが、大井川を越えるのはなんと楽なことか。現在ではもはや難所なんかではなく、自転車は専用のレーンもあって、すこぶる快適に走れる区間になりました。
水かさが増すと、2〜3日は足止めを喰らうこともあったという大井川は、かつては「川を越してから宿を取り、川の手前で宿は取らない」というのがセオリーだったようですが、そういえば大井川の手前の満喫に泊まっていたのでした。昔なら、旅下手だったということです。

大井川橋は、アスファルトの路面もよく、快適!

橋を渡り、東海道五十三次旧道のルートへと戻ります。親切にも道案内板があったりして、旅人への配慮が伝わってきます。
金谷宿はもうすぐそこ。

大井川を渡って、ここから再び東海道五十三次旧道へと戻ります。

●GoProからの1枚

朝焼け、抜けのよい景色、雲ひとつない空。早起きは三文の徳。

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