ART of cycling_二輪書

股間が痛くならないBD-1のサドルを探す

尿道を圧迫するサドル

平成最後の記念に、中山道旧道をBD-1で走破してあと、体に異変が起きました。その異変というのは、尿のキレが悪いというものです。これまで、勢い、キレともに年齢の割にいい方だと思っていたのです。しかし……。

トイレに行くたびに、お年寄りってこんな感じなのかなぁ、と。

最初は、長旅の疲れだろうと思っていましたが、症状が改善されず。

思い当たるのは、長時間のポタリングぐらい。たしかに、股間がジワーッと痺れる感覚があったので、なるべく信号待ちの際はサドルから降りて待つようにしていたくらいです。3日目、4日目にもなると、サドルに跨ること自体がけっこうつらかったりもしました。

しかも、中山道旧道を走破し終わったら、サドルの表面の皮膜が剥けてしまっていました。GW中しばらくは股間が痛かったし……。

ペダルを漕ぐ際の摩擦で被膜が剥がれてしまった純正サドル。

そこで、トライアスロンをしている友人に、尋ねてみました。自転車を長時間漕ぐことで、私を襲ったような異変が起きるのか否か。

答えはイエス。

長距離をライドする彼らは、自分に合ったサドル選びに相当気を使っているらしいのです。

また、BD-1のような小径車だと、立ち漕ぎができないので、サドル選びはかなり需要とのこと。クルマで言うところのシート選びと同じですね。

そこで、尿道を圧迫しないタイプを選ぶようにアドバイスをもらいました。

サドル中央のくぼみの意味

最近のサドルの中央部分が割れているデザインは、つまりそう言うことだったのですね

サドル中央のくぼみは、きっと尿道への圧迫を和らげるため。

今回試しにAmazonでお取り寄せしたのはこちら。

VELO(ベロ) コンフォートサドル Voam ボアム [Swan O] V-foamシリーズ VL-4290
とりあえず、形状・カラーともに気に入ったのでこちらを購入。

1_お試し失敗してもいいように、低価格であること。
2_カラーがブラックとグレーであるので、マッチングがいいこと。
3_そして尿道に優しそうなデザインであること。

という3つの条件を満たしたモデルです。

もっとスポーティなモデルもありましたが、のんびりポタリングするBD-1にはちょっと合わないということで却下。

VELO(ベロ) コンフォートサドル Voam ボアム [EAGLE O] V-foamシリーズ VL-1475A
ひょっとしたら、こちらのほうが坐骨にフィットしていたかも……。

さらに快適重視モデルもありましたが、こちらはご近所だけのポタリングならいいのですが、旅するにはあまりにも快適重視すぎるので却下。

VELO(ベロ) コンフォートサドル Voam ボアム [Cloud O] V-foamシリーズ VL-6103E
もっともお尻に優しそうな形状。

サドルが届くとすぐに交換。

右の純正サドルに比べると、ずいぶん幅広なのが分かります。

25kmほどのポタリングで試してみましたが、BD-1を下りた時に襲う、あの尿道付近がジンジンする感覚はありませんでした。

明らかに純正サドルより圧迫感はなくなりましたが、まだ自分のお尻にフィットしているとは言えない状況。

しかし、まだお尻にフィットしているような感覚もなく……。サドルの高さその他、いろいろ試してベストポジションを探ってみたいと思っています。

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