bicycle_二輪書

BD−1で鶴見川をポタリング

BD-1は、birdy classicという名で、現在も販売中です。

クルマも自転車もカスタム後は試走が大切

自転車は、カスタムしたら走りたくなるのが人というものでしょう。
週末に、小学6年生の息子とふたり試走してきました。
ルートは、自宅のすぐ近くにある鶴見川沿いを河口に向かってひたすら走るというもの。
新横浜までは、息子たちが通った保育園のサイクリングのお手伝いで走ったことがあるルートです。
長男が小学3年生、次男が年長の時にも、3人で新横浜までサイクリングしたことがある思い出のルート。
その時とわたしの自転車は変わってませんが、息子の自転車は24段変速のクロスバイクになり、本気で走られるとちょっと追いつけそうもありません。これは情けない。

スピードが……、出ない。

第一京浜に出たところで、横浜方面へ。
せっかくなのでみなとみらいまで足を運ぶことにしました。
みなとみらいからは、クルマでよく走るルートを使って自宅を目指します。
KANTOモータースクール横のS字急坂が最大の山場。
免許取り立ての頃、MTのユーノス・ロードスターを運転中、坂道発進でドキドキした思い出の登り坂です。自転車から降りることなく登り切りましたが、息は切れ、膝もガクガク……。心臓も別の意味でドキドキ。息子との体力の差を見せつけられました。
これまで平地のポタリング程度しか走らせたことがなかったので知らなかったのですが、下り坂で目一杯ペダルを漕いでも、ある速度以上はスピードが出ません。8段変速の限界というやつでしょうか。

この日、自転車を漕いだ時間は4時間とすこし。57kmほど走りました。

ところで、初めてのロングランで物欲魂に火がつきました。
トップスピードを上げるため、フロントのギアの歯数を56から58へと変更したくなったのです。自転車の性能差があるとはいえ、息子に歯が立たないというのがどうにも悔しくて……。
それに、スタンドがないと意外と不便。停車して自転車を降りるたびに、立て掛ける場所を探すのも億劫です。
BD−1に乗るたびに、何か欲しくなってしまうのは、考えものですね。


  • この記事を書いた人

ニシヤマヨシヒコ

大学卒業後、ドキュメンタリー映像の助監督を経て出版業界へ。某建築雑誌の版元で編集技術をマスターし、クルマ系雑誌編集部のある版元へ移籍。その後、版元を渡り歩きながら興味の赴くままにカメラ雑誌、ガレージ雑誌、グラビア誌のほかにBMWやランボルギーニの専門誌などを立ち上げ、2017年までスーパーカー専門誌の編集長を務める。2019年からはWEBマガジンの新規立ちあげならびにリニューアルに編集長として携わり、現在フリーで活動中。日本旅行作家協会会員。

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