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ときめきの400字詰め原稿用紙

400字詰め原稿用紙に向かうと気が引き締まる

400字詰め原稿用紙をみると、ワクワクしてきます。
それは、登山家が天空に聳える山の頂を眺めたときや、スタートラインに立ったアスリートと同じ気分かもしれません。

学生の頃は満寿屋のある原稿用紙がお気に入りでした。
卒論は、大学指定の原稿用紙に、マイスターシュティック149で丁寧に枡目を埋めたものです。
また、B4サイズのCampusの原稿用紙も、馴染み深いモノでした。

そんなCampusの原稿用紙を、コンビニで久しぶりに見つけてしまったので、思わず購入してしまいました。
原稿なんて、この20年以上、Macで打ち込んでいるので、原稿用紙なんて必要ないと云われれば必要ないのですが……。

帰宅後に、枡目を埋めることにチャレンジしました。
写経すれば御利益ありそうでしたが、適当な本がなかったので、それっぽい文庫本で。

メモ帳として使いたい原稿用紙

0.38mmのペンでも、かなり神経使いました。
これで自分の原稿を書くことは、ちょっとムリ。
枡目は無視して、メモ帳にでもするとします。
原稿用紙としては使えませんが、憎めません。
むしろいとおしいくらいです。

  • この記事を書いた人

ニシヤマヨシヒコ

大学卒業後、ドキュメンタリー映像の助監督を経て出版業界へ。某建築雑誌の版元で編集技術をマスターし、クルマ系雑誌編集部のある版元へ移籍。その後、版元を渡り歩きながら興味の赴くままにカメラ雑誌、ガレージ雑誌、グラビア誌のほかにBMWやランボルギーニの専門誌などを立ち上げ、2017年までスーパーカー専門誌の編集長を務める。2019年からはWEBマガジンの新規立ちあげならびにリニューアルに編集長として携わり、現在フリーで活動中。日本旅行作家協会会員。

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