ART of digital_電脳のまど

iPhoneで原稿を執筆する

iPhoneはもはや手放せない!

携帯電話(つまりiPhone)で原稿を執筆する。それは淀みない思考を常に可視化できるということでもあります。これはとても素晴らしい試みだと思う。そんな高邁な理想のもと購入したのがこれ。

三つ折りに惹かれて購入したiClever IC-BK03

……が、カチャカチャとうるさいし、キーボードのピッチがちょっとだけ短くて、タイプミス多数。しかもキーボードを広げると高さが安定しないために、シリコンの滑り止めを四箇所貼る必要があります。これは見た目にもあまり美しくありません。最初は三つ折りして小さくなるところががいいなぁ、と思ったのですが、実物を手にとって購入したわけではないので、致し方ないところ。

そこで、購入してから1ヶ月ほどで使うのを諦めて、買い直してみたのがこちら。

Magic キーボードのタッチにより近いiClever IC-BK06

ちょっとエルゴノミクスっぽいデザインに心惹かれてしまいました。キーボードのタッチも静か。しかも、折りたたんだ時の薄さと言ったら、もう素晴らしいとしか言いようがありません。
iClever IC-BK03と違って、キーボードのピッチもちょっとゆとりがあります。
原稿を執筆するだけなら、MacBookを持ち歩かなくとも事足りている状態です。メールの返信にも便利。

では、どれくらい原稿を打つのに差があるのか、試してみました。
試すのは、『奥の細道』の冒頭の現代語訳。
予測変換は使用せず、純粋に文字入力→変換で計測してみました。

iClever IC-BK03 1分4秒6(1回目)/47秒2(2回目)

iClever IC-BK06 50秒2(1回目)/45秒9(2回目)

フリック入力 50秒5(1回目)/49秒5(2回目)

ちなみに、Mac純正のMagicキーボードでは32秒47。

慣れもあるし変換のクセもあるし、一概には言えませんが、やっぱりMagicキーボードが最高!

思いつきをメモするだけならフリック入力で

iPhoneで原稿を打つ場合は、フリック入力でたいして変わらない、という結果になりました。
さすがに電車内だとキーボードを開くこともできないので、結局フリック入力で原稿書くのが現実的です。
わざわざiPhone用にキーボードを持ち歩かなくても済みます。

しかし、キーボードに手を置いて画面に向かうと、むかし万年筆を握って原稿用紙に向かっていたように、気持ちの切り替えになるという利点もあります。
その意味では、iPhone用にキーボードを使うのは意義のあることかもしれません。

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