BMW i8で走破した、東海道五十三次の旅の記録。2015年11月26日〜29日の3泊4日をかけたドライブの様子を宿場ごとにレポートしています。
day 2 05:01
2015.11.27
いまどき、どんなクルマでも小物入れは大切です
三島から沼津までの道のりは、ちょうど帰宅時間のラッシュと重なってしまったので、渋滞の中をノロノロと進みました。
翌日朝早くに出立することを自らの条件と課し、さすがに疲れてきたので、スマホで駐車場を用意しているホテルを探し出して、ネットで予約。
沼津駅前に宿をとりました。
しかし、近くまで来てみると、東海道旧道のルート側とは反対側となる北口側。
不慣れな土地であるということもあって、東海道本線をくぐって北口に側に出るのに、少々手間取ってしまいました。
「反対側で手間取る」といえば、BMW i8のセンターコンソールの小物入れがそうです。
ロータリーコマンダーの横に小さな小物入れがひとつ。
そしてちょうど肘を置くあたりに少し大きめの小物入れがひとつあります。
問題は小物入れの蓋の開閉です。
小さな小物入れには、USBやAUXの差込口があるのですが、ドライバー側ではなく、ナビシート側に便利なように開くのです。
USBにiPhoneを繋いでいる場合、これはちょっとアクセスしづらいものがあります。
というわけで、少し大きめの小物入れにある12Vソケットに、USBチャージャーを取り付けて、そちらにiPhoneを繋いだのですが、そうすると今度は、USBチャージャーが邪魔して蓋が綺麗に閉じません。
流麗なデザインをたくみに用いて、うまく小物入れを確保していることは賞賛に値しますが、デザインコンシャスすぎたのか、使い勝手はあと一歩。
もちろん、これはBMWとしての基準で見た場合。
いわゆるイタリアンスーパーカーやスポーツカーなどと比べたら、それでもBMW i8の小物入れは使いやすいということを添えておきましょう。
i8での旅の2日目は夜明け前から
さて、第2日目は5時にスタート。
まだ街は真っ暗なので、沼津駅前のアーケード前で、i8を撮影。
沼津には、東海道旧道でもある川廓通りという石畳に整備された小径があり、そちらで撮影できなかったのが心残り。
しかし、予定よりもはるかに遅れているため、早々に沼津の街を抜けて原宿へ向かいます。
〈西間門〉では、千本街道ではなく、右手の旧東海道へ。
暗く、真っ直ぐで単調な道がしばらく続きます。
注:〈 〉内は交差点名を表します。
沼津
Numazu
沼津宿は、そもそも武田氏が築いた城下町。安永年間になって沼津城として再築されてからは幕末まで宿駅としても城下町としても栄えた。そのため、沼津宿を通る東海道はカクカクと折れ曲がったルートを描いて通っている。
▼次の宿場はこちら
▼ひとつ手前の宿場はこちら
▼折りたたみミニベロ、BD-1での東海道五十三次旧道の旅もあります。