BMW i8で走破した、東海道五十三次の旅の記録。2015年11月26日〜29日の3泊4日をかけたドライブの様子を宿場ごとにレポートしています。
![](https://i0.wp.com/artlife-mag.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_0905_t.jpg?resize=900%2C450)
day 2 05:37
2015.11.27
真っ暗な10kmの直線路
沼津をスタートして、二股に分かれる〈西間門〉で右手の163号線を選択。左を選択すると千本街道という海沿いの道。千本街道の海側は、その名が示すとおり、防風林となっている。なにがなんでも東海道旧道にこだわるというのでなければ、同じ直線ろでも、こちらのほうが景観がいいのでオススメ。どうせ10kmほどさきで東海道旧道と合流するわけですし。
わたしが選んだルートはといえば、県道163号線の東海道旧道。なぜなら、まだ日が昇らず、周囲は真っ暗だから。
景観も何もあったものではなかったのでした。ひたすら漆黒の闇夜の中を突き進みます。原宿の浮世絵のタイトルは「朝の富士」。しかし、日の出前の富士だと、バック富士山はおろか何も写らないので、原宿に来た証拠写真が撮れません。
そこで、東海道本線の原駅前で宿場の記念写真を押さえることにしました。
〈原駅入口〉を左折して130mほど進むと、小さな駅が見えてきました。駅前はタクシーやバスが転回するためのスペースが設けられており、すでに始発は出ているようで、駅構内に人の姿もちらほら。
![](https://i0.wp.com/artlife-mag.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_0901.jpg?resize=920%2C614)
BMW i8での東海道五十三次の旅では、その宿場だと分るところ、宿場の浮世絵に近い構図、の2点のいずれか場所でi8の写真を1枚撮ることをノルマとしていたので、暗くて見どころのない原宿を早々に後にします。
BMW i8のドリンクホルダー問題
その前に、沼津のコンビニで朝食としてパンを買っていたので、自動販売機でコーヒーを買って軽い朝食も済ませます。
![](https://i0.wp.com/artlife-mag.com/wp-content/uploads/2020/01/337T7338.jpg?resize=394%2C263)
そこで気になるのがBMW i8のドリンクホルダー。実はセンターコンソールにひとつしかありません。ひとりで乗っているときならそれでいいでしょう。しかし、問題は助手席に誰かを乗せているときです。
ふたりでドリンクを飲もうとしたら、当然のことながらドリンクホルダーがひとつ足りません。助手席の人はドリンクを手に持ったままで……。いいえ、リアシートのセンターにあるトレイの場所に、純正のドリンクホルダーのトレイを設置できるのです。その数2本分。
![](https://i0.wp.com/artlife-mag.com/wp-content/uploads/2020/01/337T7348.jpg?resize=900%2C600)
![](https://i0.wp.com/artlife-mag.com/wp-content/uploads/2020/01/337T7341.jpg?resize=920%2C614)
これでドリンクホルダー問題は解決……してません。もし、リアシートに2人乗車したとして、乗車している4名全員がドリンクを飲もうとしたら……。やはりドリンクホルダーがひとつ足りないのです。
もっとも、レッグスペースが極めて少ししかないリアシートに、人を2名乗せるなんてこと、まずないとは思いますが……。
注:〈 〉内は交差点名を表します。
![](https://i0.wp.com/artlife-mag.com/wp-content/uploads/2020/01/Tokaido53_Hara-scaled.jpg?fit=920%2C615)
原
Hara
東海道五十三次の13番目の宿場として制定された原宿は、かつては浮島ヶ原と呼ばれた沼沢地帯であった。その沼沢地帯を背景とした富士山の景観は、旅人の目を楽しませるとともに、多くの絵師によって描かれてもいる。
▼次の宿場はこちら
▼ひとつ手前の宿場はこちら
▼折りたたみミニベロ、BD-1での東海道五十三次旧道の旅もあります。
![](https://i0.wp.com/artlife-mag.com/wp-content/uploads/2019/06/ART-LIFE-MAG_outline-150x150.png?resize=150%2C150)