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未完箱の玄関手摺りがBD-1のスタンドに!

街道旅の仕上げは、毎度おなじみの清掃です

街道旅から帰宅した後のいつもの作業が、BD−1の簡単な分解&清掃。
しかし、日光街道では雨に降られることもなく、ほとんど汚れることもなかったので、そのまま奥州街道にチャレンジしたのでした。裏を返せば、未舗装路などのハードな道がなかったということでもあります。

奥州街道から帰宅して、輪行袋にいれたままで経過すること2週間。ようやく時間を見つけて清掃することに。

どうして輪行袋に入れたままだったかというと、白河駅でBD−1を折りたたんだ際に、後輪が後ろに回転しなくなっていることに気が付き、BD−1にトラブルが発生していることに気がついたからです。電車の時間も迫っており、その場でゆっくり診断することもできず、かといって最寄り駅に到着した際、簡単にはトラブルシューティングできないほど深刻だったことを考え、帰宅の際にクルマでピックアップに来てもらったのでした。

まさか、木片がはさまっていようとは……。

さて、まずはそのトラブルシューティングから。その原因は非常に簡単でした。リアディレーラーに木片が挟まっていただけだったのでした。

これで安心して前後輪を外し、チェーンリングやスプロケット、チェーンを外して清掃。

玄関先は、木工や愛車のタイヤ交換、雪が積もると滑り台など、いろいろに活用できます

未完箱の玄関階段は、こうした作業にとても便利。チェーンリングなどの低い部分を作業するときに、階段の下からアプローチすると腰も痛くならずに済むのです。

階段手すりが、自転車用スタンドに!

そして、ふと見上げた時に、玄関の手すりが目に入りました。ひょっとして、これはスタンドとして使えるのではないか……。よくサイクリストが通るルートにあるコンビニなんかに設置しているやつです。

いままで気がつかなかったのが嘘のよう。ジャストなスタンドです。

ものは試しなので、サドルを手すりに引っ掛けてみると、ばっちりスタンドとして使えるではないですか。

手すりにBD−1を引っ掛けて作業するというよりは、前後輪を取り外したBD−1を傷つけずに保持しておくためのスタンドとして大いに利用できそうです。未完箱を設計する際にはまったく考えていなかった活用方法ですが、これでBD−1の整備がいっそう楽にできそうです。

  • この記事を書いた人

ニシヤマヨシヒコ

大学卒業後、ドキュメンタリー映像の助監督を経て出版業界へ。某建築雑誌の版元で編集技術をマスターし、クルマ系雑誌編集部のある版元へ移籍。その後、版元を渡り歩きながら興味の赴くままにカメラ雑誌、ガレージ雑誌、グラビア誌のほかにBMWやランボルギーニの専門誌などを立ち上げ、2017年までスーパーカー専門誌の編集長を務める。2019年からはWEBマガジンの新規立ちあげならびにリニューアルに編集長として携わり、現在フリーで活動中。日本旅行作家協会会員。

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