ART of foods & drink_おふとりさま

赤のれん_同い歳のラーメン

小学生の頃、特にラーメンは好きではありませんでした。

父親と外食の際、ラーメンだけは避けたいと思っていたほど。

しかし、外食の3回に1度は、ラーメンだったような……。
それくらい強烈な記憶として残っているラーメンは、当時のわたしとしては「はずれ」の外食だったのです。

そんなラーメンですが、いまでは「人類は麺類」を標榜するくらいですから、毎日食べてもウエルカム。

そして父親との思い出のラーメンが、ここ、赤のれんのとんこつラーメンでした。

数年前、父親の思い出に浸りたいために、かつてお店があった場所を訪れると、きれいさっぱり跡形もなく、新しいビルとなっていました。

その後、その赤のれんが、場所を移していることを発見。

テーブルの赤と、シンプルなとんこつラーメン。
ああ、懐かしい。

ラーメン、650円。

食べログで初めて調べてみたら、創業はなんと奇遇にも私の誕生年と同じ昭和46年。
50歳になったら、ふたたび訪れてみようと思ったのでした。

旧店舗のテーブルで食べていたとんこつラーメンを思い出しながらの、おふとりさまでした。