ART of cycling_二輪書

旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く──藤枝宿

更新日:

BD-1は、birdy classicという名で、現在も販売中です。

DAY 2 18:33_藤枝宿

2018.3.24

日が暮れる前に宇津ノ谷峠を越えることができ、気分的にも緩んでしまいました。
ナイトライドも考慮した東海道の旅でしたが、前照灯はなんとたったの50ルーメン。
日常では街路灯のある道しか走ることがなかったので、50ルーメンで暗いと感じたことはなかったのです。
当初の予定では、日本橋からスタートした初日しかナイトライドする予定はなかったので、漆黒の暗い夜道を走る計画はありませんでした。
しかし、東海道五十三次旧道は日が暮れると、文字通り暗い夜道がほとんど。これはうっかりしたミス。

暗くなると、どこを走っていても同じ

暗くなると「道」の印象が薄れてしまいます。
それは視覚の情報量が一気に減るからという至極単純な理由によるものです。
街路灯や街自体が照明で照らされている場所ならまだましですが、暗い夜道だと遠くの景色はただの漆黒にしかすぎません、当たり前ですが。
知らない土地を夜走るのは、まったくヨナになったような気分です。
東海道の地図アプリだけが唯一の頼みの綱。

岡部宿から藤枝宿までは7km弱。
たったその距離を走っているうちに、気がつくとすっかり夜になっていました。
藤枝の浮世絵ポイントは、上伝馬通り沿いにある藤枝宿上本陣跡あたり。
……が、本陣跡らしきものがまったく見つかりません。
暗いから見つからないだけかもしれません。
しかし、すでに下りている商店のシャッターにまさしく浮世絵が描かれておりました。
ということで、ここで簡単に撮影を済ませ、次の島田宿を目指します。

ちょうどいいところに浮世絵を発見。
藤枝の浮世絵。問屋場にいる雲助たちがひと休み。

その途中、あまりにもお腹が空いてしまったので、コンビニのイートインで食事を摂ることにしました。
その際、島田宿近辺に宿を取るべく、いつものサイトでネット検索。
しかし、手頃でちょうどよい宿泊施設がまったくないのです。
島田宿の先にある日坂の暗い夜道を走りたくありません。
もうこうなればホテルや旅館でなくても構わないので、仮眠がとれるところ……と、探していると、コンビニから見えるところにありました。

カップラーメンとおにぎり2個という、質素な夕ご飯になってしまいました。

初ネットカフェ、でございます

ネットカフェ。
快活CLUB島田店。

噂には聞いていたネットカフェ。
利用したことは一度もなく、利用の仕方もわからないので、受付で確認をとりました。

24時間営業、なんとも心強いではないですか。

その1:輪行袋に自転車を入れれば、個室に持ち運んでも構わない。
その2:朝はいつでも出立可能。

もう、これだけの条件で十分です。
そそくさと輪行袋にBD-1を詰め、会員登録を済ませ、なんだかワクワクするネットカフェの個室に。
漫画が読み放題だったり、ネット使い放題だったり、まあ、いろいろ便利なようですが、ビールを2本飲んだら、あっという間に寝てしまっておりました。

寝るだけなので、十分なスペース。

●GoProからの1枚

夕焼けから夜へと移ろう空。幼い頃、慌てて自転車飛ばして家路を急いでいたときの記憶が、郷愁とともに思い出されたのでした。

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