ART of car life_E30 M3 diary

E30 M3のナビ&オーディオを考察する

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オレンジの差し色とカーボン調の柄が、BMWにぴったり。

ネオヒストリックカーのナビ&オーディオを考える

E30 M3に限らず、旧車オーナーなら気になるのは、ナビとオーディオでしょう。戦前あたりのヴィンテージカーならば、そんな悩みからは超越するでしょうが、1980年〜あたりのちょい古めのクルマだとやはり気になるものです。

最近でこそ、インテリアの照明カラーは、東京スカイツリーのようにいろいろ設定できますが、むかしのBMWの定番はアンバー。なのでヘッドユニットはナカミチを選ぶ人が多かったはずです。そんな私もZ3の1DINヘッドユニットにはナカミチをセレクトしていました。

さて、E30 M3ではどうだったのか。試行錯誤(その時々でのベスト)を繰り返し、現在の組み合わせに到達して、ついにベストな状態になりました。

オールドタイマーなクルマは、純正ヘッドユニットに戻して正解

純正ヘッドユニットはSONY製。

まずヘッドユニットは、純正のヘッドユニットです。

旧車に限らず、ヘッドユニットをいかに純正のセンターコンソールに馴染むデザインのものにするかが、ナビ&オーディオで最大の問題になります。つまり、純正ヘッドユニットがもっとも車内のデザインに合っているというのは、当たり前のことなのです。

車内で聴くとすれば、好きなミュージックもしくはラジオでしょう。純正ヘッドユニットはカセットなのですが、まさかカセットテープで聴くわけではありません。ヘッドユニットのFMラジオを使用します。

ミュージックソースは、iPod。ちょっと古いタイプのiPodですが、車内で操作するにはこれくらいのサイズの方がベストなのです。

このiPodをFMトランスミッターとペアリングして、FM受信して楽曲を聴くというわけです。

シガーソケットにもしっかりささります。

最近のFMトランスミッターは性能も良く、iPodのサウンドでもまったく問題ないです。私が選んだトランスミッターは、ブラックが基調色となっており、オレンジが差し色になってます。デジタル表示もオレンジ系の色。アンバーの照明色であるBMWにぴったりです。カーボンっぽいあしらいも、スポーティな雰囲気でバッチリ

海外の製品だからと思いますが、この時代のシガーソケットにもしっかりささります。素晴らしい!

ただひとつ問題は、ラジオを聴こうとすると、このFMトランスミッターの電波が強力すぎて、まともにラジオが聴けないということです。しかしラジオを聴くときは、シガーソケットから外せば大丈夫。

USBソケットはふたつ付いているので、ミュージック用のiPodと、それにiPhoneの充電に使うことができます

インダッシュもポータルナビも、もういらない

さて、では肝心のナビはといえば、それはもうiPhoneでGoogle Maps一択です。

これまでナビ画面をどうするか、その解決策としてインダッシュナビを選択してきたのですが、もうそんなことは遠いむかし。

この円形のマグネットに、iPhoneをペタリと貼り付ける。

エアコン吹き出し口にiPhoneをマグネット式 のステーで固定すればオッケー。

インテリアを加工したり、粘着性のもので固定したりするのはNG。今後、純正のインテリアパーツも手に入りにくくなるので、オリジナルにすぐに戻せるようにすることが肝心です。

純正然としたセンターコンソールに戻ったE30M3。

こうして完成したちょっと古めのクルマ、E30 M3のナビ&オーディオシステム。

もともとカーオーディオに音質などそれほど求めていないからこそ、この組み合わせで満足できるわけですが、少なくとも当時の純正オーディオを使ってカセットテープで聴くより断然音質はいいです(と、思っている)。

この組み合わせで、東京から中山道旧道を使って京都まで走り、それから先九州まで自走で取材に出かけましたが、まったくストレスはありませんでした。

Google Mapsは、細い道でもしっかりナビしてくれました。

本当におススメです。初期コストもかかりませんし。

ここで、E30 M3に取り付けたこれまでのナビ&オーディオの変遷を簡単に記しておきましょう。スマホなんてない当時、考えうる最善の組み合わせでした。いま振り返ると、なんとも古さを感じてしまいますが……。

これまでのナビたち

最初のインダッシュナビは、パナソニックのストラーダ。
HDD本体はグローブボックスに収納。
イルミネーションカラーはブルーが基調でしたが、そこは我慢。
ナビ画面を収納しても、ちょっとセンターコンソールで浮いてしまってました。

取材の足車として、ナビは必要だったのです。
画面を閉じた状態。E30 M3の内装に似合わない、ギラギラしたメタル感。
HDDナビの本体はグローブボックスに取り付けた。

そして次にセットしたのがエクリプス。
これは1DINサイズでHDD本体から全てオールインワンでした。そのため、グローブボックスのスペースを使うことができるように。

この1DINですべてが詰まったエクリプス。このときは最高の選択でした。
ナビ画面を閉じると、かなり出っ張っていることがわかる。これはこれで仕方がない。

イルミネーションはアンバーではなくレッドでしたが、それでも同系色になったので多少違和感は解消。ただし、かなり飛び出してしまっています。

これらのインダッシュナビをセットする際に邪魔になるのが、ワイパーレバーです。
画面がせり出す際にどうしても干渉してしまうのです。

そこで、ワイパーレバーをショート化することで対応しました。ウインカーと違って、ワイパーはしょっちゅう使うものでもないので、まったく不都合はありませんでした。今回の純正オーディオに戻した際に、ウインカーももとの長さに戻しています。

ワイパーレバーは、今回の作業の際に純正の長さのものに変更しておきました。

ストラーダにしてもエクリプスにしても、ナビの問題は高速道路がアップデートしないことでした。都内なら首都高速C2、横浜に近いところでは圏央道、それに新東名……、どれもナビに入っていないので、まったく使い物にならなかったのでした。

Google Mapsならば、そうした不都合はありません。海外のレンタカーでももちろん使用してみましたが、まったく問題ありませんでした。むしろ便利なくらい。

旅の場合は荷物を減らすという意味でも、iPhone(スマホ)をナビとして利用するのは、理にかなっているといえるかもしれません。

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