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旅するBD-1、中山道六十九次を行く◎05_上尾

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BD-1で走破した、中山道六十九次の旅の記録。2019年4月25日〜30日の5泊6日をかけたポタリングの様子を宿場ごとにレポートしています。

DAY 1 12:03_上尾

2019.4.25

旅に新調したアイテムは命取りです

大宮宿から上尾宿までは二里、およそ8.4kmしかありません。それなのに1時間30分あまりの時間を要してしまったのには訳があります。

まず、スタートして初のコンビニ休憩でのエナジーチャージ。実はこの旅でダイエットにもチャレンジしてみようなどと考えており、水分以外はなるべく摂取しないようにしていました。常にエネルギー補給していないと、ガクンとペースダウンすることをついつい忘れていたのです。別段スピードを出して走るわけではなかったので。

というわけで、「一本満足バー」と炭酸水だけを購入し、トイレを済ませて早々にスタート。

問題は、フロントバッグにありました。

前回の東海道五十三次の時に使っていたバッグではなく、今回新たにAmazonで購入したバッグを、BD-1のフロントバッグとして使用していたのですが、ハンドルバーに取り付けていたストラップが、走行しているうちに緩んでしまって、気がつくとフロントバッグがズリズリと下に落ちてしまうのです。取り付けたプラスチックのバックルに問題があったようです。

知らぬ間にフロントバッグの位置が下がってしまっていると、急なハンドル操作を要求されるときに、バランスを崩してしまい危険極まりないのです。

そこで、新たにバックル付ベルトを購入すべく、中山道旧道沿いで見つけたワークマンに入店。散々目的の品を探すも、見つからず。

諦めてしばらく走っていると、バリュープラザというホームセンターを発見。しかし、ホームセンターというものは、行き慣れた店でもなかなかお目当てのモノに辿り着かないものですが、一見の店となるとさらに探し物を見つけるのが困難なのです。

ホームセンターがとても神々しい建物に見えたのでした。

ようやくこれなら大丈夫! と思えるバックル付ベルトを探し出し、ホームセンターの駐輪場で装着し直したりしたために、小一時間ほど時間を無駄にしてしまいました。

植村直己氏の著書で、エベレスト登頂の際、同じパーティ内に志半ばでなくなった人がいましたが、その原因が確か新調した登山靴だったはずです。履き慣れた登山靴ではなかったために、靴擦れでペースが落ち、体力を奪われてしまったことが命取りになってしまったのです。

東海道よりもハードな中山道をチャレンジするのに、きちんと長距離試乗で試すことなく、新調したフロントバッグで旅に出た浅はかさ。これもリュック(ノースフェイスのマーティンウィング16)を背負いたくなく、フロントバッグに荷物を収めるために、急遽装備を変更したことが命取りであったわけです。

ポタリングだからよかったものの、極限の冒険ならばアウトでした(と、ポタリング中山道旧道の旅を、壮大な冒険になぞらえることで、旅感が増すというモノです)。

生死には関係しないものの、ここでロスした1時間は、のちのち響いてくるのでした。

とくに見所なく、ただ先を急ぐのみ

さて、肝心の上尾宿までの道程は、特に見所もなく、だたひたすらにまっすぐ進むのみ。片側1車線の交通量の多い幹線道路ですが、車道との段差のない歩道だったり、自転車専用通行帯だったり、それほど走りにくいことはなく、淡々と走っていくと、氷川鍬神社が左手に見えてきます。

ひたすら、こんな風景が続くのです。

このあたりが本陣跡なのですが、本陣跡を示す石碑などを見つけることができず(それほど熱心に探すこともせず)、ロスした時間を取り返すべく先を急ぎます。

そういえば、E30M3のときも、うっかり通り過ぎてしまいそうになった宿場でありました。

◎浮世絵ポイント_加茂之杜

加茂神社前の風景が描かれているのですが、浮世絵の茶屋はこの場所には存在しておりません、いまもむかしも。


◎GoProからの1枚

氷川鍬神社で撮影しているときに、たまたまGoProに写っていた旅人たち。

このお二人は、中山道旧道を徒歩でチャレンジしている人たちなのでしょうか。もしそうだとしたら、歩いて楽しくもなんともない日本橋からの道程を歩くなんて、ほんとうに偉いなぁと思うのです。

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