ART of cycling_二輪書
旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く──日本橋 その2
DAY1 1:11_日本橋
2018.3.23
前回のBMW i8での東海道五十三次旧道の旅では、ふたつの問題がありました。
ひとつは、旧道のルート。
Google マップには、旧街道をトレースしたものがあり、助手席のスタッフがスマートフォンを見ながら指示してくれましたが、一方通行やそもそもクルマで走れない場所もたくさんあって、旧道をトレースしていくことは、なかなか苦労したものです。
次に撮影場所。
各宿場のどこで撮影するのか、ということでした。
クルマを停める場所も限られ、なかなかその宿場を代表するような場所で撮影することは困難でした。
いったりきたり……で、時間をずいぶんロスした宿場もありました。
ルートはアプリを使用
今回は助手席のナビはいません。
自分でルートを選択しながら走らねばなりません。
そして撮影ポイントのセレクトには時間をかけたくありません。
クルマだと、ちょっと戻ってみようかという気になりますが、折りたたみ自転車だと、それは避けたいもの。
そこで、東海道五十三次のアプリをダウンロードし、このマップのルートをトレースしていくことにしました。
このアプリの便利なところは、浮世絵で描かれた東海道五十三次の場所がポインとしてある点です。
日本橋のように分かりやすい地点ならいいのですが、かつての面影など一切残っていない宿場もあります。
そんなとき、このアプリの浮世絵ポイント(ピンクのマーキング)で撮影していけば、過去と現在の移ろいを感じることもできます。
もちろんGPSで自分の位置を常に把握できます。
お値段は480円なり。
広重の浮世絵の場面のいま
写真上が、浮世絵ポイントで撮影した現在の日本橋。
写真下が有名な安藤広重の東海道五十三次の浮世絵に描かれた日本橋です。
というわけで、次回はいよいよ品川宿に辿り着く予定。
https://artlife-mag.com/2019/02/23/bmw-i8で行く東海道53次旧道の旅◎start_日本橋/
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