変換ミスってばかりで、文章がかけな〜い!
取材時にメモをとるときなど、サラサラと書けるペンでないとストレスが溜まってしまいます。
古くは万年筆にこだわった文豪も多いのです。
原稿用紙に書く際に、万年筆のペン先の滑り具合、インクの出具合などにこだわったのです。
同じように、現代の原稿を書くことを生業としている者は、キーボードのタッチや配列、ピッチにこだわります。
そしてそれと同じくらい、否それ以上に重要なのが「日本語入力」です。
私はMacを使い始めてから、ずっとATOKを使っていました。
もう20年以上になります。
しかし、昨年あたりから、ATOKが使いづらく感じるようになったのです。
原因は、最新のmacOS用ではなかったから。
バージョンアップすることも考えましたが、最近のmacOSの日本語入力もかなり使いやすいというライターからの話も聞いていたので、まずはそれを使ってみることに。
ATOKが体に染み付いて、どうしてもmacOS日本語入力に馴染めない
結果、半年ほど使ってみましたが、やっぱりかつてのATOKが体に染み付いているのです。
思考を可視化するためのツールがこれでは、文章のリズムが狂ってしまうのです。
そこで、ついにというか、いよいよというか、Google日本語入力を使ってみることに。
ということで、まずはインストールです。
無事にインストール完了を確認。
ここからもうひと手間かけて、自分仕様へとカスタマイズです。
Google日本語入力をATOK環境で使う
Google日本語入力の素晴らしいところは、キー設定の選択ができる点にあります。
ここで「ATOK」を選択。
これで原稿を何本か書いてみたのですが、以前と同じようにショートカットキーを使え、タイピングによるストレスはすっきり解消しました。
しかし、問題がふたたび浮上。
それは、ファイルを開いたり、別のアプリケーションを使ったりする際に、気がつくとmacOSの日本語入力に切り替わっているということです。
いちいちGoogle日本語入力に切り替えるのが面倒です。
そこで、ふたたびMacをカスタマイズです。
入力ソースから削除しました。
もちろん、いつでも復活させることは可能です。
これで、本当に原稿が書きやすくなったわがMac環境。
なんか、以前のMacが戻ってきてくれたみたいで、すごく嬉しくなりました。
どうしてこれまでGoogle日本語入力を使わなかったのか、悔やまれます。
人間って、切羽詰まらないと、それまで慣れ親しんだ環境を変えるのは、なかなか難しいものなんですね、きっと。