ART of product_モノ録

SoundSticksがMoMAに収蔵されて、Bluetooth対応になっていた!

20年ほど前に欲しかったスピーカーを、いま手に入れる

2000年頃、初代iMacを使っていたときから、非常に気になっていたのが、iMac専用サブウーファー「iSub」。そしてこのiSubとサテライトスピーカーがセットとなった「SoundSticks」。

しかし、長年書斎で使っていた卓上スピーカーは、一目惚れで購入したSONYの「SRS−Z1」。これをMacやiPad、iPodに有線で繋いで使っておりました。そもそも最初に購入したきっかけは、SRS−Z1が小さいながらも本格的スピーカーだったため、音楽環境のないモデル撮影の現場で、MDウォークマンにつないで使っていたのでした。

それがいつの間にか、卓上で使われるようになり、Macに向かって仕事をしている時、BGMを流すスピーカーになっていたのです。とくに音質などに不満があったわけではありません。

Bluetooth仕様になっているとは、いま買って正解でした。

しかし、何かの拍子に、SoundSticksがいまでも販売しており、さらにBluetoothでワイヤレス接続が可能になっていることを知ってしまったのです。

しかも、SRS−Z1を購入したときのプライスより安い。テレワークへと移行した現在、書斎の仕事環境を向上させるために、Amazonでポチってしまったのでした。

見せてナンボのスピーカーです

サテライトスピーカーのひとつひとつの大きさは、太陽の塔のオブジェの顔とほぼ同じ。

いまあるものと重複するモノは、買わない。これが最近の物欲スタンス。しかし、欲しかったモノを手に入れるチャンスを見逃すのもストレス。

書斎で仕事用BGMに使うスピーカーに求めるものは、音質よりもデザイン。そもそも音質に大きな違いが感じられるような音量では聴いていません。目に入るモノがデザイン的に気分をアゲてくれるものでなければなりません。

harman/kardonのスピーカーは、出張用に携帯できるものを2世代使っているのですが、それだって、音質は二の次でデザインで一目惚れして購入したようなモノです。

そんなわけで、SoundSticksの設置は、目に見えるところでなければなりません。パソコンに向かって作業しているときのサウンドの定位を取ることよりも、インテリアとして置いてベストの場所に設置することが最優先されます。

ガラス製品との相性もバッチリです。

そこで、Macのメインモニターの真上に置くことになってしまいました。

椅子から立つと、ベストなサウンドです。ウーファーが頭上にあるわけですから、それも当然です。でも、これでいいのです。iPadとBluetoothで繋いで、最強のBGM環境の完成です。

今回の購入にあたり、ネットでSoundSticksのことを調べてみると、なんと、いつのまにかMoMAに収蔵されておりました。わが目に狂いなし。

惜しむらくは、左右サテライトスピーカーとウーファーが有線でつながっているということ。これは当然だとは思いますが、デザインコンシャスなスピーカーである訳なので、ここは無線で繋がっていたらなお素晴らしい。

とはいえ、電源をオンにしたときの青いLEDの光といい、クールな雰囲気がとても気に入りました。物欲も満たされてイイ感じです。

ところで、まったく問題にしていなかった音質に関してですが、ウーファーがあるためか、SRS−Z1ではあまり聴かなかったジャンルもよく聴くようになりました。例えばジャズとか。つまり、音質も大切だと云うことですね。

そして、SRS−Z1は息子の勉強部屋へ。

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